夏バテ等、お疲れの方におすすめ・・・疲労回復しますよ・・・¥880
イタリア語で、アーリオはニンニクを、オリオは油(特にオリーブオイル)を、ペペロンチーノは唐辛子を意味する。これらニンニク・オリーブオイル・唐辛子(とパスタの茹で汁)3つを調理してソースとするパスタ料理全般を指す。
材料・作業工程の少ないシンプルな料理ではあるが、素材の選別から下処理、火の通し方、仕上げ方に至るまで調理法は多岐にわたり、素材の質と料理人の技量が味に直結しはっきりと現れ、ごまかしの利かない料理でもある。
パスタとしてスパゲッティを選んだスパゲッティ・アーリオ・オリオ・ペペロンチーノは、上記のニンニクと唐辛子が効いたオイルソースにロングパスタを絡めたシンプルな料理で、イタリアのみならず各国の家庭で好まれている料理である。
イタリアでも家庭で頻繁に食べられているが、外食となると家庭では食べる機会が少ない凝ったものを選びたがる傾向があるので、イタリアのレストランなどのメニューに並ぶ事はあまりない。イタリアのレストランでは肉や魚のセコンド・ピアットが主な料理であり、プリモ・ピアットであるスパゲッティには単純なものしか用意されておらず、それでもメニューには並ぶことがほとんどないというのが現地イタリアでのリストランテ格のメニューの実態である。ただし、たとえ外食であろうがあっさりとした唐辛子の刺激が強い料理を好む人の割合も多い日本ではレストランのメニューにもしっかりと並んでいる。
家庭でありがちな、まともに材料を用意していないような"絶望的な"状況でも作ることができるので「絶望のパスタ」などとユーモアを込めて呼ばれることもごく稀にある。